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人工鼻 (じんこうはな、英:heat and moisture exchanger)は、 人工呼吸器 や 麻酔器 の 呼吸回路 内の加湿に用いられる医療器具である。 また、喉頭全摘手術により永久器官孔となった患者が使用する器具でもある [1] 。 2020年9月1日より人工鼻が在宅患者向け特定保健医療材料となった [2] 。 概要. 人工鼻の内部には吐き出す空気から水分を蓄え、その蓄えた水分を、空気を吸引する際に吸気に水分を戻す役割を持つフィルタがある。 そのため、喉頭全摘手術などによって本来人間が持つ加温機能や加湿機能を失った人が人工鼻を利用することで吸引する空気が加温、加湿される。 人工鼻は喉にある永久器官孔に装着して使用する。
鳥類. 哺乳類. 脚注. 関連項目. 参考文献. 鼻孔 (びこう、 英: nostril 、 羅: naris )は、 脊椎動物 の顔面にある開口部である。 元来は 感覚器官 として発達したが、後に 呼吸器官 としての役割も持つようになった [1] 。 位置は 目 と 口 の間に開口するのが一般的である。 通俗的には鼻の穴という。 ヒト の場合、鼻孔の開口部が盛り上がって目立つためにこれを 鼻 と呼んで鼻の穴の方が付け足しのように呼ぶが、発生的には鼻孔の方が遙かに古い。 イヌ の鼻孔. 構成. 外部に対して開口している部分を 外鼻孔 (がいびこう)と呼び、内部空間である 鼻腔 (びくう・びこう)に続く。
鼻は 脊椎動物 に見られる構造で、 鼻孔 を囲む部分である。. 鼻孔は魚類以上の脊椎動物にすべて存在するが、その部分が鼻としてまとまっているのは 哺乳類 だけである。. こうした哺乳類特有の鼻は、 爬虫類 のような顔つきをしていた祖先の上あごの先 ...
鼻洗浄 (はなせんじょう,nasal lavage)、 鼻腔洗浄 (びくうせんじょう)、 鼻うがい (Nasal irrigation)とは、液体を 鼻腔 から入れ口や鼻から出し、鼻腔内を洗浄する方法のことである。 広義の鼻洗浄では、生理食塩水鼻スプレーまたは ネブライザー を使用して粘膜を湿らせることを指すこともある。 医療用途. 薬局で一般に入手可能な鼻洗浄装置. 鼻腔洗浄は、さまざまな鼻腔の症状に対して処置されている [1] 。 慢性副鼻腔炎. 慢性 副鼻腔炎 においては効果的な補助療法になりえる。 さらに鼻腔洗浄は、職場の粉塵に起因する慢性副鼻腔炎に対しての有効な手段であると報告されている [1] 。 さらなる根拠は、花粉症と風邪の両方に効果があることも示唆している。
鋤鼻器 (じょびき、英語: vomeronasal organ )とは 四肢動物 が嗅上皮とは別に持つ 嗅覚 器官 。 ヤコブソン器官 ・ ヤコプソン器官 (英語: Jacobson's organ) とも呼ばれる。 開口位置は 鼻腔 内や 口蓋 などその生物群により異なる。 進化とその機能. 嗅覚器官ではあるが、この 器官 からの信号は、嗅上皮から 脳 へ向かう 嗅神経 とは異なる神経経路により脳の副次臭葉に向かう。 元々は口腔内の食物の臭いを感じる器官であったといわれている。 両生類. この器官が初めて現れたのは 両生類 であるとされている。 有尾目 では 外鼻孔 から 内鼻孔 へに続く鼻嚢に走る溝として現れる。 これは鋤鼻器の原始的な形を表していると考えられている。
直鼻亜目 (ちょくびあもく、Haplorhini)は、哺乳綱霊長目に分類される亜目。 鼻腔 がまっすぐで 鼻孔 が前方ないし下方を向いており、これは、鼻腔が屈曲して鼻孔が左右を向いている 曲鼻亜目 との相違点である。 また、直鼻亜目は曲鼻亜目と違い、 L-グロノラクトンオキシダーゼ ( ビタミンC 合成酵素)の活性が失われているためビタミンCを合成することができない。 直鼻亜目と曲鼻亜目の分岐と同時期の6300万年前にこの酵素活性が失われている [4] 。 ビタミンCは強い抗酸化物質であるが、進化の過程で摂食により補給できるようになったと考えられる。 そのため摂食できない時の一時的代替としてこれも強い抗酸化物質である 尿酸 が使われる。
原因と症状. 治療. 鼻中隔穿孔 (びちゅうかくせんこう)とは、 鼻の左右を隔てる 鼻中隔 に穴が空く症状である。 特に 鼻中隔湾曲症 の人に多く見られる。 原因と症状. 主に外傷が繰り返されると起こる。 また、6価クロムにより起こることも知られている。 鼻中隔湾曲症の人で鼻づまりがひどく、無意識のうちに鼻中隔を傷つけてしまい発症するケースが多い。 症状はただ穴が空くだけではなく、異常なまでの回数の鼻血や、巨大な かさぶた が出来る。 治療. 特に重症の場合以外治療の必要はないが、あまりにもかさぶたや鼻血の回数が多い場合は鼻中隔の湾曲矯正と共に穿孔の閉鎖手術が必要となる。 カテゴリ: 耳鼻咽喉科学.