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即ち「世界宗教大事典(平凡社)」中の"大智度論"の項に、「中論などの竜樹の論書が多く空の立場に立つのに対し、本書(大智度論)は諸法実相の肯定面を重視し、菩薩の実践を説く」と云うが如きそれであるが、これは中論に就いての甚だしい謬見と ...
5 天前 · 大智度初序品中緣起義釋論第一(卷第一) 龍樹菩薩造 後秦龜茲國三藏法師鳩摩羅什奉 詔譯
2019年1月31日 · 梵網経は、ただ五戒を拡張したに過ぎずといえども、その中に説く所の十重戒及び四十八軽戒は、皆、菩薩の菩薩たる所以の空観と慈悲心に基づくものであり、その故に、その一一の条文を知り、それを理解することは、真に大乗の発展を促し、その衰退を ...
方正。未曾有。談說。是法體性名第一義別。 若仏子、菩提薩埵の『光明の体性地』とは、三昧の解了智を以って、三世一切の仏の法門を知る。十二法品とは、味句、重誦、記別、直語偈、不請説、律戒、譬喩、仏界、昔事、方正、未曾有、談説と名づく。
2019年12月11日 · 今能縁にあらざる相分が如何にして行相と名づけらるるやと云うに、「百法問答鈔巻2」には、「相分を以って行相と名づく釈の意は、行相は本より能縁の心の取境の功能を顕わすが故に、正しき能行を論ぜば是れ見分なり。若し所行を論ぜば相分なり。
2019年2月22日 · 四正断の名義に関しては、「大毘婆沙論巻141」に、「問う、此の四は何に縁りて説いて正断と為すや。答う、此の四種能く正しく断ずるに由るが故なり。問う、前の二は爾るべし、後の二は如何。答う、初を以って名となすが故に失あることなし。
2022年9月6日 · 円仁の「蘇悉地経略疏巻1」に、「問う、何等を名づけて顕教と為すや。答う、諸の三乗教は是れを顕と為す。問う、何が故に彼の三乗教を以って顕教と為すや。答う、未だ理事俱密を説かざるが故なり。問う、言う所の理事俱密とは其の趣如何。