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2024年1月30日 · 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症が、時に小児に重篤な神経学的合併症として急性脳症を引き起こすことが分かってきました。 私たちの2022年1月から5月までの調査で、オミクロン株BA.1/BA.2系統の出現後、小児患者さんの著しい増加に伴って急性脳症が増加し、特有の臨床・画像所見を示す急性脳症症候群は重症化する傾向にあることを報告しました(Sakuma H, Takanashi J, et al. Front Neurosci 2023)。 しかし新型コロナウイルス感染症に伴い発症する急性脳症(以下SARS-CoV-2関連脳症)についての知見は不足していました。
2024年04月11日 第40回吉岡彌生記念講演会のご案内:2024年5月22日~29日配信 2024年02月21日 好評受付中! 3月7日(木)第10回地域連携セミナー 2024年02月02日 【プレスリリース】男子看護学生のためのキャリアセミナー開催のお知らせ 2023年12月07日 【1/18(木)開催】高橋倫子先生ご登壇!
意識障害の原因は様々です。 真夏に起こる熱中症や糖尿病治療中の方の低血糖発作、てんかん発作や脳出血、心筋梗塞や不整脈発作などいろいろとあります。 突然の意識障害をきたす疾患は重篤なものが多く、緊急の救命措置が大切です。 大切なご家族、ご友人、ご同僚、そして通りがかりの知らない方の命を救えるのはそばにいる貴方です。 万が一の場合、とっさの行動がとれるよう、今日はまず、このコラムを読んでいただいて、イメージトレーニングをいたしましょう。 心臓マッサージ(胸骨圧迫)の方法. 胸の中央、胸骨の上に利き手の掌の付け根を置き、もう一方の手を上から重ね、指を組み、真上から押します。 胸が5㎝程沈むくらいの強さで1分間に100回以上の速さで連続して押します。
Down症候群は常染色体異常に基づく先天性疾患(体質の変化)で、染色体疾患の中でも最多であり、小児期には専門的な対応をする病院は多数ありフォローアッププログラムは確立されています。 小児期のDown症候群の体質を持つ方では、合併する先天的な病気の外科的治療を含む対応や、感染症など急性疾患の治療、成長発達の定期的なフォローアップ、予防接種など、様々なニーズがあり、かかりつけ医療機関をもち定期受診をすることが一般的です。 しかし青年期になると、ご本人の成長と適切な医療介入により、様々な医療上の問題点は年齢と共に解決していくことが多く、それまでかかりつけであった小児科・小児病院の対象年齢を超えると、内科への移行がなされないまま病院とのつながりが途切れてしまうことが多いようです。
〒162-8666 東京都 新宿区 河田町8-1 tel : 03-3353-8111(大代表) 東京女子医科大学病院 呼吸器外科(東京女子医科大学 呼吸器外科学講座)
味覚障害は、鉄欠乏性貧血やビタミンB群欠乏症、嗅覚が低下する風味障害、全身疾患、口内炎などや、味覚を伝える末梢・中枢神経の障害、精神的要因によっても起こります。 味覚障害の原因別頻度と治療法(当科症例) 味覚障害の治療では、まず、抗潰瘍薬で亜鉛を含むポラプレジンクや酢酸亜鉛による亜鉛補充療法を行います。 補充療法中には月1回程度血清亜鉛値測定を行い、服薬量を調整します。 味覚の改善にかかる期間は、当科の経験では、半数の方は1~2か月ですが、中央値は3ヵ月でした。 味覚障害に舌痛を伴う場合は、半年~1年以上かかかることが多いです。 口腔乾燥や鉄欠乏、ビタミンB群の欠乏が想定される場合はこれらの治療も併せて行い、漢方を用いることあります。
内分泌系の情報伝達物質(メッセンジャー)がホルモン(hormone)です。 ホルモンは全身のいたるところでつくられています。 以前は内分泌臓器でホルモンがつくられ、血液中を流れて遠く離れた標的となる細胞(標的臓器)に到達して、そこで働くと考えられていました。 最近では、つくられた場所のすぐ隣にある細胞(傍分泌)、またはつくられた細胞そのもの(自己分泌)に働くこともわかり、局所でも作用します。 今では、体の中でいろいろな情報を伝え合うものの物質をまとめて、ホルモンと呼んでいます。 ホルモンは非常に少ない量(50mプールいっぱいの水にスプーン1杯程度)で効果があります。