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  1. 概要. 呼吸器センター外科として手術を中心に診療を行っております。 肺癌や縦隔癌に対しては、化学療法や放射線療法など集学的治療を行っております。 症例数は、原発性肺癌100-110例、転移性肺腫瘍50-60例、縦隔腫瘍30例、嚢胞性肺疾患50例と多岐にわたり、総手術件数は250-300例程となっております。 また、ほとんど全ての疾患に対して、胸腔鏡下手術を行っております。 比較的早期な肺癌や転移性肺腫瘍に対しては、胸部CT画像から3次元画像を作成し、胸腔鏡下区域切除や多亜区域切除を行っています。 2012年より原発性肺癌や縦隔腫瘍に対してda Vinci Surgical System™を用いたロボット手術を導入しております。

  2. 内科的な治療で十分な効果が得られない場合、標的となる神経核に対して定位的脳手術(ステレオタクティックサージャリー)による外科的治療を行っております。 定位脳手術. 本態性振戦. (経頭蓋超音波) ジストニア. (書痙など) 痙縮. (脳性麻痺など) 神経障害性疼痛. てんかん外来.

  3. 脳血管内治療とは、マイクロカテーテルと呼ばれる細い管を脳内の血管に挿入して、血管の内側から病変を治療する方法です。 従来は開頭手術で対応していた疾患や治療が困難であった様々な疾患が、この方法によって治療が可能となりました。 本治療法は、カテーテルや塞栓物質など治療機器の開発・進歩、手技の向上に伴い、その安全性・有効性が高まり、まさに日進月歩の感があります。 脳血管内治療のエビデンス. 近年では、破裂脳動脈瘤(クモ膜下出血)に対する脳血管内治療の治療成績が開頭術にくらべ良好であることや、頚動脈狭窄症に対するステント留置術が頚動脈内膜剥離術と同等の成績であることなどが報告されています。

  4. 定位脳手術:凝固術と脳深部刺激療法. 定位脳手術は、脳の中の特定の構造物をターゲットとして、そこへ電極を留置して治療を行う方法のことです。 細い電極の先端を、1mm単位で正確に特定の場所に留置する必要があることから、定位 (位置を定める)脳手術といいます。 このような定位脳手術には、電極を留置して熱凝固を行う凝固術と、持続的に電気刺激を行う脳深部刺激療法があります。 これらの治療は、パーキンソン病、ジストニア、本態性振戦などの不随意運動疾患に対する治療として用いられます。 脳深部に細い電極を留置し、視床や淡蒼球を熱凝固または電気刺激をすることで不随意運動が改善します。 凝固術の最大の利点は、1回の手術で治療を完結できることです。

  5. 脳梗塞の原因となる内頚動脈狭窄・閉塞症および脳血管狭窄症の外科的治療や脳動脈瘤に対するクリッピング術、脳動静脈奇形の摘出術、さらにこれらの疾患への血管内手術を行っております。 脳動脈瘤. もやもや病. 閉塞性脳血管障害. 頚動脈狭窄症. 脳動静脈奇形. 微小神経血管減圧術. (三叉神経痛・顔面けいれん) 頭部外傷. (外傷性脳損傷)

  6. 当院の方針. 脳動静脈奇形の治療として、当院では開頭手術・血管内手術・定位放射線治療(ガンマナイフ)での対応が全て同一病院内で可能です。 脳動静脈奇形の①大きさ、②周囲脳の機能的重要性、③導出静脈の流れ方を考慮し、開頭、血管内治療、ガンマナイフのそれぞれの担当医が話し合った上、より良い治療法を選択しています。 他院では対応が困難な、「ガンマナイフと開頭手術」や、「ガンマナイフと血管内手術」という組み合わせにも対応可能です。 直達手術と血管内治療を合わせて、年間約10〜20例の治療を行っています。

  7. 頚動脈狭窄症に対する頚動脈ステント留置術は、頚動脈内膜剥離術と同等の治療効果を得られることが知られています。 当院では、全身麻酔による負担軽減の観点から、局所麻酔で治療を行っています。 治療は、全身麻酔にも対応できるハイパースコット手術室を使用しており、全身麻酔での対応も可能です。 バルーンやフィルター (FilterWire, Spider)による遠位塞栓防止器材や近位部の塞栓防止器材 (Mo.Ma Ultra)の選択、様々なステント(Precise, Protege, Wallstent, Casper)の選択が可能です。 当院では、遠位塞栓防止機材として、血流遮断を必要としないフィルターを主に使用しており、近赤外分光法で血中の酸素化や脳血流の変化をモニタリングしております。