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亜鉛欠乏の原因には、亜鉛を含む食品の摂取不足、薬の副作用、糖尿病や肝臓、腸の疾患による亜鉛吸収障害や尿への排出増加があります。 理由がはっきりしない亜鉛欠乏症の方も多くみられます。 味覚障害は、鉄欠乏性貧血やビタミンB群欠乏症、嗅覚が低下する風味障害、全身疾患、口内炎などや、味覚を伝える末梢・中枢神経の障害、精神的要因によっても起こります。 味覚障害の原因別頻度と治療法(当科症例) 味覚障害の治療では、まず、抗潰瘍薬で亜鉛を含むポラプレジンクや酢酸亜鉛による亜鉛補充療法を行います。 補充療法中には月1回程度血清亜鉛値測定を行い、服薬量を調整します。 味覚の改善にかかる期間は、当科の経験では、半数の方は1~2か月ですが、中央値は3ヵ月でした。
Department of Endocrinology. 診療担当表. 特徴. 内分泌内科は、ホルモンを作る内分泌臓器の障害により、ホルモン分泌の異常が起こった状態か、そのホルモンが作用する標的臓器の異常により、ホルモン作用の異常が起こった疾患を対象としています。 主な疾患としては先端巨大症、クッシング病、プロラクチノーマ、下垂体機能低下症、尿崩症などの間脳下垂体疾患、バセドウ病、橋本病、甲状腺癌などの甲状腺疾患、原発性副甲状腺機能亢進症、骨粗鬆症などの副甲状腺・カルシウム代謝疾患、クッシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫、副腎癌、先天性副腎過形成などの副腎疾患、ターナー症候群などの性腺疾患、多発性内分泌腫瘍症などの遺伝疾患があります。
アルドステロンが過剰になる原因は、左右どちらか一方の副腎の場合(アルドステロンを過剰に産生する副腎腫瘍)と左右両方の副腎の場合があります。 腫瘍はほとんどが良性で腹腔鏡手術による摘出で治ります。 左右両方の副腎が原因の場合はアルドステロンを抑える薬の服用が必要です。 褐色細胞腫(カテコールアミンが多すぎる状態) 血圧の調節をしている“カテコールアミン”という副腎ホルモンが多すぎる病気です。 動悸、顔のほてり、手指の冷感、汗をかくなどの発作症状とともに血圧が急に上昇するのが特徴的な症状です。 原因は、副腎やその付近にできるカテコールアミンを過剰に産生する副腎腫瘍です。 良性の腫瘍は多くの場合手術で摘出すると治ります。 約10%は悪性で、骨、肝臓、肺などに転移します。 前へ.
副鼻腔炎は急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎に分けられます。 急性副鼻腔炎は細菌やウイルス感染などによって副鼻腔に起こる急性の炎症で、膿性鼻汁、頭痛や顔面痛を生じ、通常は1~2週間で治ります。 副鼻腔の炎症症状が3ヵ月以上続くものを慢性副鼻腔炎と呼びます。 慢性副鼻腔炎では持続性の膿性・粘性鼻汁、鼻つまり、頭痛・顔面痛、嗅覚障害などを生じます。 鼻茸(はなたけ)は、粘膜が慢性炎症によって腫れて、見た目がキノコのようになったもので、ポリープとも呼びます。 鼻茸は大きくなると鼻づまりの原因となり、鼻腔をふさいで副鼻腔の換気を妨げ、副鼻腔炎を長引かせる原因となります。 好酸球性副鼻腔炎の症状と所見.
主なホルモンとその働き. 内分泌内科とは主にホルモンの異常により生じる病気(先端巨大症、プロラクチノーマ、下垂体機能低下症、バセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍、アジソン病、クツシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫)等について ...
空腹になると特徴的な低血糖発作(冷や汗、動悸がおこったり、意識が障害される) を起こします.膵臓の腫瘍からインシュリンが過剰に分泌されることが原因です.. ガストリノーマ: 胃や十二指腸に潰瘍が多発する病気です.やはり、膵臓の腫瘍が原因です.. 乳がん: 乳房におこる腫瘍です.病気の進行度によって治療方法がことなります.. センチネルノードバイオプシー(見張りリンパ節の試切)を行って、 合理的な治療法を追求しています.またQuality of Life を大切にした治療を 心がけています.. その他: 頚部、縦隔に発生する腫瘍の診断と治療を行っています.. できるかぎり内視鏡手術の適応としています..
内分泌の不思議 ホルモンは生命のメッセンジャー. ホルモンの種類 には蛋白質のもととなるアミノ酸が数個から100個以上つながった形の ペプチドホルモン (成長ホルモン、インスリンなど)、コレステロールを材料につくられるステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン、エストロゲン、テストステロンなど)とアミノ酸のチロシンの誘導体であるアミン(甲状腺ホルモン、アドレナリン、ノルアドレナリン)があります。 体の状態を一定に保つ(ホメオスターシスの維持)ために神経系、内分泌系、免疫系がお互いに密接な関係を保ちながら働いていています。 内分泌系の情報伝達物質(メッセンジャー)がホルモン(hormone)です。 ホルモンは全身のいたるところでつくられています。