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一宮 （いちのみや）とは、ある地域の中で最も 社格 の高いとされる 神社 のことである。 一の宮 、 一ノ宮 、 一之宮 などとも書く。 概要. 通常単に「一宮」といった場合は、 令制国 の一宮を指すことが多い。 一宮の次に社格が高い神社を 二宮 、さらにその次を 三宮 のように呼び、更に一部の国では 四宮 以下が定められていた事例もある。 『「一宮」の選定とその背景』 [注釈 1] では、選定基準を規定した文献資料は無いが、一宮には次のような一定の形式があるとしている。 原則的に令制国1国あたり1社を建前にした。 祭神 には 国津神 系統の神が多く、開拓神として土地と深いつながりを持っており、地元民衆の篤い崇敬対象の神社から選定されたことを予測できる。
一宮市 （いちのみやし）は、 愛知県 北西部の 尾張地方 に位置する 都市。 中核市 に指定されている。 1921年 （大正 10年）市制施行。 現在の区域は、旧 中島郡 北部、旧 葉栗郡 西部、旧 丹羽郡 西部にあたる [注釈 1]。 概要. 一宮市の 市街地遠景. のこぎり屋根の尾州織物工場. 中心部は 尾張国 一宮 である 真清田神社 の 鳥居前町 として栄えたことに端を発する [1]。 ウール の世界三大産地・尾州（びしゅう）の中心地で、「繊維の街」として著名 [2][3]。 一宮市を擁する愛知県は、 テキスタイル の全国シェア約70%を占めており、尾州ウールは国内外のハイブランドのアパレル製品に服地として採用されている [4]。
- 地理
- 歴史
- 行政
- 姉妹都市・提携都市
- 地域
- 交通
- 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 文化財
- ゆかりのある人物
- 脚注
千葉県東部に位置し、県庁所在地である千葉市から約35キロメートルの距離である。東京都の都心から60 - 70キロメートル圏内である。都市雇用圏における東京都市圏に含まれ、茂原市への通勤率は15.5%（平成22年国勢調査）。なお、東京国際空港や神奈川県からは東京湾アクアライン若しくは東京湾フェリーを利用した場合が移動距離の短縮となる。 太平洋（外房）に面し、九十九里平野および九十九里浜（九十九里海岸）の最南部に位置する。今後発生が予見されている南海トラフ巨大地震の際には、最大6mの津波が到達することが予想されている。北部を一宮川が東西に横断して太平洋に流れる。西部は房総丘陵の端部で山林に長く深い谷津が伸びており、農業用水用の溜池が点在している。東部は九十九里浜の砂浜海岸になっている。東日本旅客...
玉前庄の一地域として栄えた。町域にある玉前神社が上総国の一宮であったことから、一帯を一宮庄と称されるようになり、以後「一宮」と呼ばれるようになる。戦国時代には、一宮城が築城されたが、里見氏に攻められて落城する。江戸時代には、脇坂氏や加納氏が一帯を治めている（一宮藩）。なお、加納氏と地元の関係は深く、廃藩置県後も旧藩主（久宜）が同町長を務めている。明治中期から昭和初期にかけては別荘町として有名で、100軒以上が軒を連ね、俗に「東の大磯」と呼ばれた。著名な人物では斎藤実、上原勇作、加藤友三郎、平沼騏一郎、加納久宜、大河内正敏などがいた。町長
※1953年に一宮町と東浪見村が新設合併した以降の歴代町長を記載
行政区域の変遷
1. 1878年（明治11年） - 郡区町村編制法制定により、一宮本郷村（いちのみやほんごう）、新笈村（あらおい）、東浪見村（とらみ）、綱田村（つなだ）が置かれる。 2. 1881年（明治14年）12月28日- 一宮本郷村と新笈村が合併、一宮本郷村となる。 3. 1888年（明治21年）10月10日- 東浪見村と綱田村が合併、東浪見村となる。 4. 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行により、長柄郡一宮本郷村、東浪見村が置かれる。 5. 1890年（明治23年）10月27日- 一宮本郷村が町制施行し改称、一宮町となる。 6. 1897年（明治30年）4月1日 - 長柄郡と上埴生郡が合併、長生郡となる。 7. 1953年（昭和28年）11月3日- 一宮町と東浪見村が合併、現在の一宮町となる。 8. 1954年（昭和29年）4月1日 - 長生村大字船頭給を編入。 9. 1955年（昭和30年） 9.1. 4月1日 - 長生村大字一松字新地を編入。 9.2. 9月30日- 長生村大字宮原を編入。 変遷表
教育
1. 高等学校 1.1. 千葉県立一宮商業高等学校 2. 中学校 2.1. 一宮町立一宮中学校 3. 小学校 3.1. 一宮町立一宮小学校 3.2. 一宮町立東浪見小学校 4. 特別支援学校 4.1. 千葉県立長生特別支援学校 5. 児童福祉施設 5.1. 一宮保育所 5.2. 原保育所 5.3. 東浪見保育所 5.4. 愛光保育園
鉄道路線
中心となる駅：上総一ノ宮駅 1. 東日本旅客鉄道（JR東日本） 1.1. ■ 外房線 1.1.1. - 上総一ノ宮駅 - 東浪見駅-
バス路線
1. 小湊鉄道
道路
1. 有料道路 1.1. 九十九里有料道路 2. 一般国道 2.1. 国道128号（房総横断道路） 3. 主要地方道 3.1. 千葉県道30号飯岡一宮線（九十九里ビーチライン） 4. 一般県道 4.1. 千葉県道123号一宮片貝線 4.2. 千葉県道148号南総一宮線 4.3. 千葉県道152号一宮椎木長者線 4.4. 千葉県道228号一宮停車場線 4.5. 千葉県道274号松丸一宮線 5. 自転車道 5.1. 千葉県道402号長生茂原自転車道線 5.2. 千葉県道405号九十九里一宮大原自転車道線
名所・旧跡
1. 玉前神社（上総国一宮） 2. 一宮城跡 (上総国)
観光スポット
1. 釣ヶ崎海岸（志田下ポイント） - 海水浴場ではないが、サーフィンが盛んでシャワー・トイレ等も整備されている。2020年東京オリンピックのサーフィン競技会場。 2. 九十九里浜一宮乗馬センター 3. 一宮発着ツアー（VISIT ICHINOMIYA） - まちあるきツアーやサイクリングツアーが催行されている。 4. 洞庭湖 5. 軍荼利山植物群落地 海水浴場 1. 九十九里海岸（九十九里浜） 1.1. 一宮海水浴場 1.2. 新浜海水浴場 1.3. 東浪見海水浴場 ゴルフ場 1. 一の宮カントリー倶楽部
祭事・催事
上総十二社祭り 1. 毎年9月13日に行われる、玉前神社の例大祭並びに神幸祭。（※正確には9月10日の鵜羽神社お迎え祭も含む。）西暦807年（大同2年）に始まる。 2. 「十二社まつり」や「上総はだか祭り」などの通称は主に神幸祭の方を指す。 上総の国一宮まつり 1. 毎年9月上旬（最近では主に第1・2土曜日）に行われる。通称・上総おどり。 2. 祭りのメインは「上総おどりコンクール」で町内の学校やクラブ、企業など20連ほどの団体が参加する。 3. また他にも、町内の小中学校・高校の金管・吹奏楽部の演奏・パレードや、「なぎさ太鼓」（和太鼓）の演奏、テント村での駄菓子などの模擬店や地元の農作物の販売など、様々な催し物が行われる。 納涼花火大会 1. 毎年、主に8月上旬に行われる。打ち上げ場所は一宮海岸の北端、一宮川河口付近。打ち上げられる花火は約5000発。 上総火まつり 1. 1995年より毎年元旦に、一宮海岸で行われている。夜明け間から始まり、浜辺では燃え盛る大きな火やぐらと「なぎさ太鼓」の音色で、初日の出を迎える。 灯篭流し 1. 毎年お盆に一宮川で行われていたものが川が汚れて...
国指定・登録文化財
重要文化財 梅樹双雀鏡（ばいじゅそうじゃくきょう） 1. 1953年11月14日指定 玉前神社所有（千葉県立中央博物館大多喜城分館に寄託） 登録有形文化財 芥川荘（あくたがわそう） 1. 2001年5月16日登録 ホテル一宮館所有 2. 一宮海水浴場近くの一宮川沿いにある、旅館のホテル一宮館（旅館）に所在する。 3. 「芥川荘」の名は、1916年8月17日 - 9月2日に作家・芥川龍之介が久米正雄と共に滞在したことに因む。 4. 明治30年代の建築で、木造平屋建て・萱葺の建物。広い縁側や三方向に大きく広くとられた間口などの別荘地ならではの建築様式が、ほぼ当時のままの状態で保存されている。 5. 滞在中、芥川龍之介は後に妻となる塚本文に数多くの恋文（求婚の手紙）を送っており、当建物内に展示されている。また、一宮に滞在したことや思い出は「微笑」「海のほとり」「玄鶴山房」「蜃気楼」などいくつかの作品に登場している。 6. 現在「芥川荘」は、ホテル一宮館の離れの客室として、宿泊することができる。
文化財一覧
国・県指定および国登録文化財一覧。
著名な出身者
1. 加納久朗（銀行家、千葉県知事） 2. あご勇 (お笑い芸人・俳優。元ザ・ハンダース、アゴ&キンゾー) 3. 石岡康三 (プロ野球選手・指導者。元国鉄スワローズ・産経アトムズ・ヤクルトスワローズ投手、元ヤクルトスワローズコーチ) 4. 大原洋人(サーファー) 5. 大原沙莉(ボディボーダー) 6. 小倉全由 (高校野球指導者、日本大学第三高等学校野球部監督) 7. 金子健一 (政治家、元衆議院議員) 8. 京須行男(将棋棋士) 9. 斎藤五百枝（挿絵画家、映画美術デザイナー） 10. 関和知(明治・大正期のジャーナリスト、政治家) 11. 高梨英夫 (アマチュア野球選手・指導者。元大昭和製紙北海道選手・監督) 12. 森繁和 (プロ野球選手・指導者。元西武ライオンズ投手、前中日ドラゴンズ監督) 13. 芳の里淳三 (大相撲力士、プロレスラー。元日本プロレス社長)
居住した人物
1. トマス・バティ（国際法学者）
参考文献
1. ふるさと （1981年/上総一宮郷土史研究会 発行） 2. ゼンリン住宅地図 長生郡一宮町 （1994年発行） 3. わたしたちの一宮 第3版 （1996年4月1日/一宮町教育委員会 発行） 4. 一宮町の文化財 （1999年3月18日/一宮町教育委員会 社会教育課 編集発行） 5. 一宮町町勢要覧2004 （2004年/一宮町役場 編集発行）
其他人也問了
一宮の起源は何ですか?
一宮(いちのみや)って何?
一宮市ってどんなところ?
一宮とはどういう意味ですか?
大日本国一宮記 - Wikipedia. 『大日本国一宮記』（だいにほんこくいちのみやき）は、『群書類従』第二輯「神祇部」巻第二十三に編纂されている日本国内の 一宮 一覧で、 室町時代 の成立とされる。 諸国一宮の社名、祭神、鎮座地を記した史料は「一宮記」と呼ばれ同種の本が多数存在するが、『大日本国一宮記』はその内の一つである。 『大日本国一宮記』自体にも写本が多数存在する。 一宮の研究における重要な資料であり、現代においても巡拝や取材する一宮の選定基準とされることがある。 [1] 解説. 『大日本国一宮記』は、全国67社の名称、 祭神 と別称、鎮座地が記載され、最後に「右諸国一宮神社如此。 秘中之神秘也」との言葉で閉められている。
一宮市の地名. この項目に含まれる文字 「祇」 は、 オペレーティングシステム や ブラウザ などの環境により表示が異なります。. 本項 一宮市の地名 （いちのみやしのちめい）では、 愛知県 一宮市 に存在する、または過去に存在した 町名 を一覧 ...
富士山本宮浅間大社 （ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ）は、 静岡県 富士宮市 にある 神社。 式内社 （名神大社）、 駿河国 一宮。 旧社格 は 官幣大社 で、 神社本庁 の 別表神社。 社家 は 富士氏。 浅間神社 の総本社である。 本宮は「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして「富士山本宮浅間大社」の名称で、また、 富士山 頂の奥宮および末社の 久須志神社 が「富士山域」の一部である「山頂の信仰遺跡群」の一部として 世界文化遺産 に登録されている。 概要. 霊峰富士. 富士山 を 神体山 として祀る 神社 であり、 境内 は 以下 の2宮からなる [1]。 本宮 - 富士山南麓（富士宮市街地） 奥宮 - 富士山頂上.
大鳥居. 伊弉諾神宮 （いざなぎじんぐう）は、 兵庫県 淡路市 多賀にある 神社。 式内社 （名神大社）、 淡路国 一宮。 旧社格 は 官幣大社 で、現在は 神社本庁 の 別表神社。 所在地である旧 一宮町 （現 淡路市）の地名は、当社に由来する。 通称「一宮（いっく）さん」「伊弉諾さん」。 1月15日 （小正月）には、御粥占祭のほか、淡路農林水産祭が行われる。 2016年 4月25日 、構成文化財のひとつとして 日本遺産 に認定された [1]。 祭神. 伊弉諾尊 （いざなぎのみこと） 伊弉冉尊 （いざなみのみこと） 両神は日本神話の 国産み ・ 神産み に登場する。 『幽宮御記』に祭神は「伊弉諾尊一柱也」とあるため、本来は伊弉諾尊のみを祀ったと考えられる [2]。
