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2023年5月24日 · 東京女子医科大学病院 腎臓内科では「患者さんを中心に考える」を診療のポリシーとしています。腎臓病は短期決戦ではなく、長期に病気と戦う患者さんと寄り添っていくことになります。病気だけをみて診療することなく、患者さんの気持ちや社会生活などを尊重して治療することを ...
オーダーメイド治療とは、遺伝子のタイプから体質の違いを明らかにして行う個. 人個人に合った治療のことです。 あらかじめ遺伝子タイプを調べておけば、どの. ような治療法が適しているか、これから治療につかう薬がよく効くかどうか、副. 作用を起こしやすいかどうかが予測できます。 遺伝子検査をおこなうことで、よ. り効果が高く、より副作用が出にくい薬剤などを選択できるため、安全で有効な. 治療が期待できます。 特に副作用の強い薬に「抗がん剤」がありますが、この場合も遺伝子の情報をも. とに薬剤の種類や量をきめれば、最適のくすりを短時間にえらべて、副作用を最. 小限に抑えることができるのです。 東京女子医大遺伝子医療センターでは、現在下記の抗がん剤に関するオーダー. メイド治療を開始しています。
診療時間 平日 9:00~16:00 土曜 9:00~12:00(第3土曜日除く) 受付時間 初診(予約のある方)・再診(予約がない方) 休診日 日曜・祝日・第3土曜日 創立記念日:12月5日 (12月5日が日曜日の場合は12月6日) 年末年始:12月30~1月4日
カロリー不足になると、人間は筋肉から痩せていきます。 筋肉は蛋白質であり、それが分解されるということは「自分の肉を食べている」(蛋白異化亢進)ことになり、むしろ窒素代謝物が増えて(BUNが増えます)、上述の糸球体過剰濾過に拍車をかけてしまうことになります。 そこで、蛋白質以外の栄養素である「糖質」と「脂質」でカロリーを補給します。 調理方法なども工夫(「腎臓病食品交換表」などを参照)し、また「カロリーアップ食品」(ゼリーやビスケットなど)も使うことも奨められます。 具体的な目標摂取カロリーは、標準体重(身長m×身長m×22)当たり30~35 kcal/日です。 糖尿病、肥満がある場合はこれより低めの設定をします。 塩分制限は? 高血圧に対しては、早くから塩分制限を指導されていると思います。
尿は、腎臓で作られて、尿管、膀胱、尿道を通って出てきます。 この通り道のどこかに問題があると、尿に異常がみられます。 健診で行われる尿検査では、尿蛋白、尿潜血、尿糖がわかります。 それぞれ蛋白質、赤血球、糖分を検出しますが、これらは体に必要なものですので、通常尿に出てくることはありません。 なんらかの問題があったときに尿から検出されることになります。 尿蛋白が陽性と言われたら(尿潜血が陰性の場合)・・・ 一過性の蛋白尿(生理的蛋白尿)の可能性がありますので、まず再検査します。 尿の濃さによっても検出する感度は違ってきますので、次にどのくらいの量の蛋白が出ているのかを調べます(定量検査)。 尿蛋白は通常1日量で評価しますが、外来では尿蛋白/尿クレアチニン比(1日尿蛋白量に相当)を用います。
ネフローゼ症候群とは、尿にタンパクがたくさん出てしまうために、血液中のタンパクが減り(低たんぱく血症)、その結果、むくみ(浮腫)が起こる疾患です。 むくみは、低タンパク血症が起こるために血管の中の水分が減って血管の外に水分と塩分が増えるために起こります。 高度になると肺やお腹、さらに心臓や陰嚢にも水がたまります。 また低タンパク血症は血液中のコレステロールも増やします。 その他、腎不全、血栓症(肺梗塞、心筋梗塞、脳梗塞など)、感染症などを合併する危険性があります。 ネフローゼ症候群の原因はさまざまであり、腎生検を含めた検査を行います。 治療は、むくみをコントロールする対症療法(安静・塩分制限・利尿薬)と原因治療(ステロイド薬など)を行います。 症状は?
基本情報. 昭和6年3月25日に機関誌『東京女醫學會誌』第1巻第1号として発刊。. 「本雑誌の使命は、校友諸姉相互研究の機関たることに有之」(当時の学会会則第12条)として、主に卒業生に研究発表の場を提供することを目的としていました。. その後 ...