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新潟県は、 かつて人口が日本で最も多い 道府県 であった ( 東京都 は 1943年 以前まで 東京府 だった)。. 本県の範囲がおおむね現在と等しくなった 1874年 ( 明治 7年)から 1896年 (明治29年)までの23年間にわたって、本県の人口は統計上約140万人から170 ...
- 概要
- 構造
- 施設の詳細
- フィクション
- 脚注
- 外部リンク
牛久大仏建設の事業構想は1983年に関係者によって着手された。1986年に着工、1993年に完成した。事業主体は浄土真宗東本願寺派本山東本願寺。 浄土真宗東本願寺派の霊園である牛久浄苑のエリア内に造られた。その姿は同派の本尊である阿弥陀如来像の形状を拡大したものである。 全高120メートル(像高100メートル、台座20メートル[注釈 1])を誇り、奈良の大仏(像高[注釈 2]14.98メートル)が掌に乗り、アメリカ合衆国ニューヨーク州にある自由の女神像(全高93メートル、手を掲げた姿勢の像高46.05メートル)の実質的な像高(足元から頭頂までの高さ33.86メートル)の3倍近くの大きさである。 地上高世界最大の"ブロンズ製"人型建造物(仏像)であり、ギネス世界記録には「世界一の大きさのブロン...
施工は川田工業による。建築にあたっては主に高層ビルで用いられるカーテンウォール工法が採用された。 まず中央に、大仏全体の重量を支える役割を果たす鉄骨の主架構を組み上げる。次に、主幹の役割を果たすこの鉄骨の周囲に、枝を生やすように、あらかじめ地上で作っておいたブロックを組み合わせていく。 高さ100メートルの仏像本体は20段の輪切り状に分割して設計されており、さらにそれぞれの輪切りが平均17個のブロックに分割されている。加えて、各ブロックは平均1.5メートル四方の青銅製の板金を9枚程度並べて溶接し、下地となる鉄骨と組み合わせることで作成された。この下地鉄骨が、複雑な形状をとりながら主架構と青銅板との間を繋ぎ、樹木でいうところの「枝」に相当する役割を果たしている。 仏像表面の青銅板は葉のように浮...
像の基本情報
1. 構造:青銅板張立像 2. 全高(地上高):120メートル 3. 像高(立像の場合、本体の長さ):100メートル 4. 台座の高さ:20メートル(うち、基壇部は高さ10メートル、蓮華座は高さ10メートル・直径20メートル) 5. 総重量:4,000トン(うち、本体重量:3,000トン、外被青銅版の総重量:1,000トン) 6. 顔の長さ:20.0メートル 6.1. 目の長さ:2.5メートル 口の長さ:4.0メートル 鼻の長さ:1.2メートル 耳の長さ:10.0メートル 7. 左掌の長さ:18.0メートル 7.1. 親指の直径:1.7メートル 人さし指の長さ:7.0メートル 8. 足の爪の長さ:1.0メートル 9. 螺髪(らほつ。総数:480個。1個の直径:1メートル、1個あたりの重量:200キログラム) 10. 造営期間:1983年 着工、1993年6月 落慶 11. 存続期間:1993年 - 現存
内部構造と情報
内部にはパネル展示等があり、歴史や仏教の世界について学ぶ事ができる。 1. 1階:光の世界(Infinite Light and Infinite Life) 1.1. 観想の間:浄土の世界を観想する(思い描く)空間。 2. 2階:知恩報徳の世界(World of Gratitude and Thanksfulness) 2.1. 念仏の間:毎週土曜日、ここで法話がある。阿弥陀如来への報恩感謝の気持ちを籠めて写経を行う空間。写経席は77席。 3. 3階:蓮華蔵世界(World of the Lotus Sanctuary) 3.1. 約3,300体の胎内仏に囲まれた金色の世界。「蓮華蔵世界」とは極楽浄土のこと。 4. 4・5階:霊鷲山の間(Room of Mt.Grdhrakuta) 4.1. ここには仏舎利(釈尊の遺骨)が安置されており、参拝できる。また、四方に窓があり、東西南北を見渡せる。
牛久大仏は、小説『けものがれ、俺らの猿と』(町田康 原作)の映画版(2001年製)と小説『下妻物語』(嶽本野ばら 原作)の映画版(2004年製)に登場している[注釈 4]。『けものがれ、俺らの猿と』の劇中では、主要登場人物の一人・田島の父親が造ったが、趣味の悪い着色が施されているとの設定になっている。主人公である脚本家・佐志はそれに対して批判的に意見する。 竹井10日のライトノベル『誉められて神軍』第2巻に茨城エルフの聖域に有史以前より鎮座する全高120メートルの神像として「牛久女神像」が登場している。
注釈
1. ^ ここでいう台座の高さは、蓮華座(仏像の下にあるハスの花の台座)を含む。 2. ^ 奈良の大仏のように坐像の場合、本体と蓮華座の数値を合わせたものを「像高」としている例が多い。 3. ^ 青銅板は台湾の仏像専門会社によって鋳造された。1989年10月2日放送のフジテレビ『なるほど!ザ・秋の祭典スペシャル』で、岡田真澄が鋳造を手掛けた工場を訪問している。 4. ^ 2作はプロデューサー・小椋悟が担当という共通点がある。
出典
1. ^ a b 日本地理研究会(編) 編『知れば知るほど面白い!日本地図150の秘密』彩図社、2014年12月22日、84頁。ISBN 978-4-8013-0038-5。 2. ^ 永田良夫編著『超高層大仏をつくる』鹿島出版会、1994年 3. ^ “牛久大仏 こんなところにエレベーター”. 日立ビルシステム. 2022年1月23日閲覧。
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