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HOME. 専門治療紹介. 脳腫瘍. 髄膜腫. 担当医. 川俣貴一(教授・基幹分野長)、江口盛一郎(助教・医局長) 脳を覆っている膜から発生する腫瘍で、脳や血管などの構造物を圧迫しながら大きくなっていく腫瘍です。 時に浸潤性に大きくなっていくことがあります。 最近は、頭痛や頭部外傷、脳ドックなどでCTやMRIなどの画像診断を受けて、無症状で見つかる場合も増えてきました。 症状がある場合は積極的な治療を要することが多いですが、無症状で偶然見つかった場合は、個々に応じた判断・対応を必要とします。 原因. 発生原因は分かっていません。 女性に多く、男性の倍と言われています。 女性特有の乳がんや子宮筋腫と合併する場合もあることから性ホルモンとの関係が示唆されています。
概要. 本分野では主に網膜と海馬という2つの中枢神経領域をモデルにした神経研究を行っている。. 網膜グループ(藤枝教授ら)は網膜の発生と再生を専門とし、発生期網膜の細胞増殖と分化を制御する分子機構の解明、網膜幹細胞を用いた網膜再生の賦活 ...
この脳腫瘍では以下のような症状が特徴的です。 <視力・視野障害>. 腫瘍が大きくなり下垂体の上方にある視神経を圧迫するために起きる症状です。 まず始めに視野の外側が見えづらくなり、徐々に視野が狭まった後に視力も低下します。 放っておけば最終的には失明してしまうので、視力・視野の回復を図るためには腫瘍を取り除いて視神経への圧迫を解除しなければなりません。 術前. 術後. この方は術前の視野検査で両耳側半盲(両眼の外側が見えないこと)と視力低下がありましたが、腫瘍を鼻から全摘出術後、視野・視力ともに完全に回復しました。 <下垂体ホルモンの分泌低下>. 正常な下垂体が腫瘍によって押しつぶされ、下垂体の機能が障害されることによって起きる症状です。
Home. 診療紹介. 糸球体腎炎. 慢性糸球体腎炎(IgA腎症) 急速進行性糸球体腎炎. 腎臓の糸球体に高度の炎症が起きて、血尿や蛋白尿が出現し、数日~数週間の間に急速に腎機能が低下して腎不全になってしまう予後の悪い疾患で、以下の2項目を満たす症候群です。 ① 数週から数ヶ月で急速に腎不全が進行する。 ② 血尿、蛋白尿、赤血球円柱、顆粒円柱等の腎炎性円柱を認める。 高齢者に多いのが特徴で、平均発症年齢は、65~70歳です。 腎生検では、半月体と呼ばれる変化が認められます。 腎臓の糸球体の毛細血管に激しい炎症を起こすと、血管が破れて、そこから血液中の成分が糸球体内に出てきます。 すると、糸球体を覆っている袋(ボウマン嚢)がそれを防ごうとして出来てくるのが半月体です。
アルポート症候群|東京女子医科大学病院 腎臓内科. Home. 診療紹介. 遺伝性腎疾患. アルポート症候群. 難聴や視力障害を伴う遺伝性の糸球体腎炎です。 糸球体基底膜(GBM)にあるⅣ型コラーゲンの遺伝子変異が原因で起こります。 X染色体性の遺伝のため、男性に多く、幼少期から顕微鏡的血尿が認められ、30歳代までに透析が必要になります。 原因は ? 糸球体基底膜(GBM)の緻密層の主な構成成分であるⅣ型コラーゲンのα鎖の遺伝子変異が原因です。 遺伝型式は ? X染色体優性遺伝(85%),常染色体劣性遺伝(10%),常染色体優性遺伝に分類されます。 X染色体性では、保因者(2つのX染色体の一方に遺伝子変異を認めます)の母親から子供へ2分の1の確率で遺伝します。
さらに、ビタミンD3の活性化、リン排泄にも関与し、カルシウム・リンを中心とした 骨代謝 にも関わっています。. 東京女子医科大学病院 腎臓内科では「患者さんを中心に考える」を診療のポリシーとしています。. 腎臓病は短期決戦ではなく、長期に病気 ...
脳動脈瘤とは、脳動脈の血管壁が風船のように瘤状に膨らむ状態です。 脳動脈瘤の多くは、未破裂の状態で発見され無症状です。 しかし、破裂すればクモ膜下出血を来しますし、中には徐々に増大して周囲の神経を圧迫することで症状を来すこともあります。 脳動脈瘤のエビデンス. 脳動脈瘤の破裂率は、欧米人と日本人で異なる事が知られています。 日本人は、欧米人の2.8倍破裂しやすいと言われており、年間破裂率は0.95%です(UCAS Japan)。 破裂率は部位や大きさによって異なります。 治療を検討するのは、①5mm以上の動脈瘤、②5mm未満で、A)症状のある例、B)破裂しやすい部位、C)不整形、などの特徴を有する場合です。 脳動脈瘤の検査.