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藻場 (もば、Seaweed bed, Seaweed forest)とは、 沿岸域 ( 大陸棚 )に形成された様々な 海草 ・ 海藻 の 群落 のことである。 種類. ジャイアントケルプの藻場(モントレーベイ水族館の展示) 海草 の藻場. アマモ 被子植物 の海草類(sea grass)によって形成される。 日本の藻場の総面積の約16%を占めている。 海藻 の藻場. 藻場を構成する主な海藻によって、ガラモ場(ホンダワラ類によってできる),アラメ場、カジメ場、コンブ場、などと呼び名が変わる。 陸上植物群落との比較.
藻類 (そうるい、 英語: algae )とは、酸素発生型 光合成 を行う 生物 のうち、主に地上に生息する コケ植物 、 シダ植物 、 種子植物 を除いたものの総称である。 すなわち、 真正細菌 である シアノバクテリア (藍藻)から、 真核生物 で 単細胞生物 であるもの( 珪藻 、 黄緑藻 、 渦鞭毛藻 など)及び 多細胞生物 である 海藻 類( 紅藻 、 褐藻 、 緑藻 )など、 進化 的に全く異なるグループを含む。 酸素非発生型光合成 を行う 硫黄細菌 などの 光合成細菌 は藻類に含まれない。 かつては下等な 植物 として 単系統 を成すものとされてきたが、現在では 多系統 と考えられている。
リソサムニューム礁 (リソサムニュームしょう、 英: Lithothamnium )は、 植物 である石灰藻の一種によって形成される石灰質の小さな骸が固まってできた 礁 (白州、白洲) [1] [2] 。 分布. 地球上でイギリス海岸、 インド洋 、日本の 原城 沖のあわせて数カ所にのみ存在が確認されている [2] [3] 。 長崎県 南島原市 南有馬町の原城跡の沖合約300mに位置するリソサムニューム礁は、長さ800m〜1kmのひょうたん形で、通常は水面下にある4月から8月の最干潮時にのみ出現する [1] [2] 。 脚注. ^ a b 長崎県広報広聴課「 長崎県にひとつ …… オンリーワン編 」『長崎県の日本一世界一』長崎県広報広聴課、2002年。 NDLJP: 2626073.
真正紅藻綱 (しんせいこうそうこう、 学名: Florideophyceae )は、 紅藻 の中で最大の 綱 であり、およそ6,800種が知られる [2] 。 接合子(受精卵)が配偶体上で発生し、 果胞子体 とよばれる特異な複相世代を形成する。 そのため、配偶体、果胞子体、四分胞子体からなる 3世代交代 を行う。 すべて多細胞性であり(図1)、多くは沿岸岩礁域に生育しているが( 海藻 の中で最も種数が多い)、一部は淡水生(カワモズク、 オキチモズク など)。 テングサ 類や オゴノリ 類、キリンサイ類、 フノリ 類、トサカノリなど食材や粘質多糖( 寒天 、 カラギーナン )の原料として身近な海藻を含む。 特徴.
2017年6月の 国連海洋会議 (英語版) [注釈 10] で国連加盟193か国は、「行動の呼びかけ」として、マングローブ、潮汐湿地、海草、サンゴ礁などの沿岸・ブルーカーボン生態系や幅広く相互連関する生態系を保護していくことに全会一致で合意している [59] [60]。
褐虫藻 (かっちゅうそう)、英語で"zooxanthellae"(ゾーザンテラ)とは、海産 無脊椎動物 と細胞内 共生 する 渦鞭毛藻 類の単細胞 藻類 の総称である。 具体的な属としては Symbiodinium spp.や Amphidinium spp., Gymnodinium spp.などが知られている。 熱帯、亜熱帯に生息する海産無脊椎 動物 の細胞内に 共生 している。 代表的な宿主として、 クラゲ 、 シャコ貝 、 イソギンチャク 、 造礁サンゴ があげられる。 特徴. 大きさは、約10マイクロメートル。 黄あるいは褐色をしている。 共生状態では球形をしているが、宿主から単離した場合、卵形に変化し 鞭毛 を用いて泳ぐことが確認されている。
有毒渦鞭毛藻が多く分布するサンゴ礁で捕獲された魚が特に危険である。高リスク海域での、シガテラ中毒発生率は1万人に300と推定されている。 日本では沖縄地方が主な発生地であったが、近年では発生域が北上し本州でも事例が報告されている ...