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東京女子医科大学 ... O
髄膜腫は世界保健機関により、良性、非定型、退形成(悪性)の3種類に分類され、さらに全部で15種類に細かく分類されています。 当院ではさらに、手術で摘出された髄膜腫について、その増殖能の評価を免疫組織染色のMIB-1 indexという指標で診断します。
- A.術中mriを核とした情報誘導手術
- 表2.東京女子医科大学神経膠腫摘出術における術中mriの使用率と摘出率
- B.標準的な放射線化学療法
- 初発神経膠腫に対する治療
- 再発時治療
- 4.新規治療法の開発と臨床試験
従来の手術は外科医の経験と技術によって判断施行されていました。我々は手術の成功確率を上げるために、客観的で再現性のある情報に基づいた手術-情報誘導手術-を提唱してきました。現在、それを提供する場が東京女子医科大学インテリジェント手術室であり、腫瘍の位置情報(解剖学的情報:術中MRIとナビゲーション)、どこに重要な脳の働きをする場所があるかの情報(機能的情報:覚醒下手術や運動神経モニタリング)、摘出したものが腫瘍であるかどうかの情報(組織学的情報:術中迅速診断や5ALA)を提供しながら、手術を遂行しています(24)。この3種類の情報を駆使して摘出する部位を決定するのが情報誘導手術で、情報誘導手術を実行する場所がインテリジェント手術室です。本システムは国際的な医学雑誌lancet oncolog...
*緊急性を優先し、術中MRIが使用できない場合もあるので使用率100%ではありません。 機能的情報としては、運動神経が傷ついていないかをみる運動誘発電位を全症例でモニタリングしており、半身不随(麻痺)の出現を防ぎながら手術を進めます。また、言葉の神経(言語野や言語神経)に近いところの腫瘍を摘出する際には、患者さんが起きた状態で会話をしながら腫瘍摘出を行う覚醒下手術を行い、言語障害(失語症)を最小限に抑えます(21)(22)(24)。運動神経に近い腫瘍では、上記の運動誘発電位モニタリングに加え、覚醒下手術で運動機能を細かくチェックしながら手術を行う場合もあります。 覚醒下手術は2000年以降、約500例に施行しています。 組織学的情報の基本は、手術中に小さな腫瘍組織を採取してインスタントで病理...
手術後にどのような補助療法を行なうかは主治医により意見が分かれるところです。しかし最近では欧米を中心に、複数の施設による大規模で多数の患者に対して信頼性の高い試験が行われております。我々はそれらの最新結果を基にして十分な説明を行い、同意を得た上で補助療法を決定しております。また、日本国内でも同様の試験が行われており、その中心となる組織である日本臨床腫瘍グループ(Japan Clinical Oncology Group: JCOG)の脳腫瘍グループ に参加している施設の一つです。現在の補助療法を下記に挙げますが、これらは一般治療方針であり、患者さん毎に異なる場合や新たな試験結果で変更する場合があることをご了解ください。
◆Grade 2:手術±放射線治療±化学療法(8) MRIでT2 強調画像での異常領域の90%以上摘出 → 経過観察 MRIでT2 強調画像での異常領域の摘出が90%未満の場合 星細胞腫で再摘出可能な場合 → 手術にて再摘出 星細胞腫で再摘出不可能な場合 → 放射線治療+化学療法(ACNU) 乏突起膠腫 → 化学療法(ACNU)◆Grade 3:手術+放射線治療+化学療法 Grade 3腫瘍に対する化学療法の薬剤は2種類あります。 (化学療法は後述するJCOG1016臨床試験 を行っており、ACNUおよびテモゾロミドのいずれかを用いています)◆Grade 4 :手術+放射線治療+化学療法(テモゾロミド) 上記に加え、前述のオプチューン(電場を用いた新規治療法)、後述する免疫療法(自家腫瘍ワクチン)や光線力学的療法(PDT)を行う場合があります。◆Grade 2: 可能な限り再手術にて腫瘍の最大限摘出を行います。MRI T2強調画像で90%以上の摘出ができ、かつ再手術の病理診断がグレード2の場合は、上記初発時の治療方針に従います。 MRI T2強調画像で90%未満の摘出の場合 → 化学療法(テモゾロマイド、初期治療で化学療法を行わなかった場合はACNU)+放射線治療(初期治療で行っていない場合)◆Grade 3, 4: 再手術が可能な場合は、手術による最大限摘出を行い、術中光線力学的療法(PDT)を併用します(適応のある症例は限られます)。術後の後療法に関しては、患者さんの再発前の治療内容をふまえ、化学療法(テモゾロミド、ACNU)や分子標的治療(ベバシズマブ)、免疫療法(自家腫瘍ワクチン)や定位放射線治療など様々な治療を行います。 * 自家腫瘍ワクチン・光線力学的療法ともに治療の...上述の集学的治療によりグリオーマの成績は改善してまいりましたが、特に悪性度の高いグレード4の生存率は低いままであります。またグレード2や3であっても悪性化を伴って再発した場合は治療の選択肢が限られるのも、治療の難しいところです。これらを少しでも改善するために、新規治療方法開拓も必要になります。当科では新しい術中放射線治療装置、ナチュラルキラー細胞(免疫細胞)による局所免疫療法、テモゾロマイド(テモダール:2006年9月認可)の国内臨床治験等、多数の神経膠腫に対する新規治療開拓を行ってまいりました。 現在、当施設で施行している臨床試験は以下に紹介します。なお詳細な内容はUMIN試験IDを用いてUMINホームページからも検索可能です。
救命救急の基礎知識 knowledge. 一人で行う心肺蘇生法. 出血の観察と手当. やけどをしたら. 心肺蘇生の方法. 後期研修プログラム training. Joomla - ダイナミックポータルエンジンとコンテンツマネージメントシステム.
次世代型補助人工心臓エバハート. 内科的治療の限界を超えた末期重症心不全症の治療において、優れた植込み型補助人工心臓が渇望されています。. 本邦で開発された次世代型補助人工心臓エバハートは、従来の拍動型と全く異なる作動原理の遠心ポンプで ...
3.目的および必要性(なぜこの方法が提案されたのか) 目的:リツキサンを投与してHLA 抗体を産生するB 細胞を排除します。 必要性:このまま腎移植を施行すると抗体関連型拒絶反応を発症するリスクが高いです。 4.方法(なにをどうするのか)
3.年齡的關係及び性別 一般に「ヂ」は2-5歳に於て罹患率最も高く約45%で,6-10歳39%で次位を占め,年齡の增加と共に 漸減するが,惡性「ヂ」は之と異り6歳以下には少く、6-10歳の年長兒に多い。林(3)氏の駒込病院に於