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情報誘導手術・精密誘導治療システムの開発. 先端工学外科分野 (Faculty of Advanced Techno-Surgery、通称FATS)は、2001年4月の大学院医学研究科先端生命医科学系専攻の開設とともに、髙倉公明教授、伊関洋教授によって創設された研究組織です。. 現在、村垣善浩 ...
JON 2101-H免疫チェックポイント阻害薬投与後かつAFP 400 ng/mL 以上の進行肝細胞癌に対するレンバチニブとラムシルマブのランダム化比較第III相試験 : SELECT-400 trial. 募集中. 乳癌、胃癌、大腸癌、頭頚部扁平上皮癌、肝癌. 切除不能進行がんおよび転移・再発固形 ...
2020年7月21日 · 東京女子医大とドコモは2019年11月に東京女子医大が保有するスマート治療室で5Gをかいした遠隔手術支援に関する共同実証実験を行う覚書を締結しております。. この覚書における取り組みの一環として、国立研究開発法人日本医療研究開発機構 ...
フリガナマサムネ ケン氏名正宗 賢所属東京女子医科大学大学院 医学研究科 先端生命医科学系専攻 先端工学外科学分野職名教授所属職名専門分野医用生体工学/手術支援機器学位博士(工学)経歴1993年 東京大学工学部精密機械工学科 卒業1995...
- A.術中mriを核とした情報誘導手術
- 表2.東京女子医科大学神経膠腫摘出術における術中mriの使用率と摘出率
- B.標準的な放射線化学療法
- 初発神経膠腫に対する治療
- 再発時治療
- 4.新規治療法の開発と臨床試験
従来の手術は外科医の経験と技術によって判断施行されていました。我々は手術の成功確率を上げるために、客観的で再現性のある情報に基づいた手術-情報誘導手術-を提唱してきました。現在、それを提供する場が東京女子医科大学インテリジェント手術室であり、腫瘍の位置情報(解剖学的情報:術中MRIとナビゲーション)、どこに重要な脳の働きをする場所があるかの情報(機能的情報:覚醒下手術や運動神経モニタリング)、摘出したものが腫瘍であるかどうかの情報(組織学的情報:術中迅速診断や5ALA)を提供しながら、手術を遂行しています(24)。この3種類の情報を駆使して摘出する部位を決定するのが情報誘導手術で、情報誘導手術を実行する場所がインテリジェント手術室です。本システムは国際的な医学雑誌lancet oncolog...
*緊急性を優先し、術中MRIが使用できない場合もあるので使用率100%ではありません。 機能的情報としては、運動神経が傷ついていないかをみる運動誘発電位を全症例でモニタリングしており、半身不随(麻痺)の出現を防ぎながら手術を進めます。また、言葉の神経(言語野や言語神経)に近いところの腫瘍を摘出する際には、患者さんが起きた状態で会話をしながら腫瘍摘出を行う覚醒下手術を行い、言語障害(失語症)を最小限に抑えます(21)(22)(24)。運動神経に近い腫瘍では、上記の運動誘発電位モニタリングに加え、覚醒下手術で運動機能を細かくチェックしながら手術を行う場合もあります。 覚醒下手術は2000年以降、約500例に施行しています。 組織学的情報の基本は、手術中に小さな腫瘍組織を採取してインスタントで病理...
手術後にどのような補助療法を行なうかは主治医により意見が分かれるところです。しかし最近では欧米を中心に、複数の施設による大規模で多数の患者に対して信頼性の高い試験が行われております。我々はそれらの最新結果を基にして十分な説明を行い、同意を得た上で補助療法を決定しております。また、日本国内でも同様の試験が行われており、その中心となる組織である日本臨床腫瘍グループ(Japan Clinical Oncology Group: JCOG)の脳腫瘍グループ に参加している施設の一つです。現在の補助療法を下記に挙げますが、これらは一般治療方針であり、患者さん毎に異なる場合や新たな試験結果で変更する場合があることをご了解ください。
◆Grade 2:手術±放射線治療±化学療法(8) MRIでT2 強調画像での異常領域の90%以上摘出 → 経過観察 MRIでT2 強調画像での異常領域の摘出が90%未満の場合 星細胞腫で再摘出可能な場合 → 手術にて再摘出 星細胞腫で再摘出不可能な場合 → 放射線治療+化学療法(ACNU) 乏突起膠腫 → 化学療法(ACNU)◆Grade 3:手術+放射線治療+化学療法 Grade 3腫瘍に対する化学療法の薬剤は2種類あります。 (化学療法は後述するJCOG1016臨床試験 を行っており、ACNUおよびテモゾロミドのいずれかを用いています)◆Grade 4 :手術+放射線治療+化学療法(テモゾロミド) 上記に加え、前述のオプチューン(電場を用いた新規治療法)、後述する免疫療法(自家腫瘍ワクチン)や光線力学的療法(PDT)を行う場合があります。◆Grade 2: 可能な限り再手術にて腫瘍の最大限摘出を行います。MRI T2強調画像で90%以上の摘出ができ、かつ再手術の病理診断がグレード2の場合は、上記初発時の治療方針に従います。 MRI T2強調画像で90%未満の摘出の場合 → 化学療法(テモゾロマイド、初期治療で化学療法を行わなかった場合はACNU)+放射線治療(初期治療で行っていない場合)◆Grade 3, 4: 再手術が可能な場合は、手術による最大限摘出を行い、術中光線力学的療法(PDT)を併用します(適応のある症例は限られます)。術後の後療法に関しては、患者さんの再発前の治療内容をふまえ、化学療法(テモゾロミド、ACNU)や分子標的治療(ベバシズマブ)、免疫療法(自家腫瘍ワクチン)や定位放射線治療など様々な治療を行います。 * 自家腫瘍ワクチン・光線力学的療法ともに治療の...上述の集学的治療によりグリオーマの成績は改善してまいりましたが、特に悪性度の高いグレード4の生存率は低いままであります。またグレード2や3であっても悪性化を伴って再発した場合は治療の選択肢が限られるのも、治療の難しいところです。これらを少しでも改善するために、新規治療方法開拓も必要になります。当科では新しい術中放射線治療装置、ナチュラルキラー細胞(免疫細胞)による局所免疫療法、テモゾロマイド(テモダール:2006年9月認可)の国内臨床治験等、多数の神経膠腫に対する新規治療開拓を行ってまいりました。 現在、当施設で施行している臨床試験は以下に紹介します。なお詳細な内容はUMIN試験IDを用いてUMINホームページからも検索可能です。
1.概要. 一般撮影検査は、主に胸・腹部撮影と骨、関節撮影の2種類です。 胸・腹部撮影では心臓や肺、腸管などの臓器の状態をみることができます。 骨、関節撮影では骨折や骨腫瘍などの有無、関節炎やリウマチ疾患などの診断をすることができます。 2.検査機器. フラットパネルという平面検出器(FPD)を使用して最小限の撮影条件で被ばく低減に努めています。 3.検査方法. 撮影範囲にある衣類、湿布やカイロ、アクセサリー、プラスチック、金属などは画像に影響し、診断時の妨げになります。 患者さんの協力のもとで外しています。 着替えが必要な場合は検査着を使用しています。 妊娠の可能性のある患者さんは検査前にスタッフが確認し安全性を高めています。 4.取り組み.
ヒトiPS細胞の大量培養技術開発を基盤としたヒト心筋組織構築と医療応用開発. ヒト多能性幹細胞は、再生医療、創薬・疾患研究における有望なヒト細胞ソースとして世界的に活用が進められています。. 一方で、その実用化および研究開発の加速には、安定 ...